Jyugem laboratory

人生は壮大な実験場

前事不忘 后事之師

文系科目で唯一得意だったのが、漢文です。jyugemです。

日曜日に『侵華日軍南京大屠殺遭難同胞記念館』に行ってきました。



南京大虐殺はjyugemの理解だと、

1937年12月13日、日中戦争において、当時の首都であった南京を日本軍が陥落しました。
その後、6週間にわたり、捕虜だけにとどまらず、一般市民(老人、女性、子供)を無差別に
殺害した事件です。

殺害された人数については、そのような事件はなかったとゆーのも含め、様々な説が
ありますが、記念館では30万人となっています。

この事件は海外でも”Nanking Atrocities"(南京残虐行為)と認識されています。

日本でよく話題に挙がるのが、
1、30万人は真実ではないのではないか。
2、南京大虐殺を教科書で、どのように扱うか。
といった点です。

(jyugemの理解の範囲で書きました。不適切な内容や誤りがあればメールにて指摘ください。)

記念館では経緯や体験者のビデオ、体験談、当時の状況、発掘された遺体などが
展示されていました。
感想についてはブログ上ではやめておこうと思います。

ただ、当日の朝に中国人のエンジニアと話して感じたことは書いておきます。

中国人 『jyugem、今日どうするの?』
jyugem 『記念館に行くよ。だって俺、日本人だからね。』

中国人 『そうか・・・、俺あえて、そのことは言わなかったけど、あそこは
      普通の歴史博物館だと思って、気負わず行けばいいよ。』

彼らも気を使ってくれてました。
『南京は反日感情が強いのではないか?』と来る前は思ってました。

でもそうではなかった。

昔そのような歴史があったにも関わらず、今は信頼関係を築けてます。
今の世代にできることは、過去を忘れず、より良い関係を築くために
努力することしかないんだと思います。

今回のタイトル
『前事不忘 后事之師』(過去を忘れず、未来の教えとする。)は
jyugemが感じたことであり、記念館にも大きく掲げてありました。

偏見にとらわれず、日本と中国がより良い関係を築けるよう、
互いに協力しあえたらと心より願います。