Jyugem laboratory

人生は壮大な実験場

jyugem ルーブルへ行く

ジョジョ立ちが決まらない男。jyugemです。



先週末はフランクフルトからパリに飛びました。
やりたいことリストの出張先から異なる国に旅行するとゆーのもクリアです(笑)
1ヶ月前くらいから予約して往復100€と安いチケットをGETできました。

出張のたびに美術館めぐりをしております。
2006年 ミュンヘン ノイエ・ピナコテーク
2008年 ロンドン 大英博物館

2010年 バチカン バチカン美術館

そして2013年、念願のルーブル美術館にくることができました~
マニアックですがすごく嬉しい。

世界一の入館者数をほこるルーブル美術館。
入場にも時間がかかると聞いていて9:30くらいに到着したのですが
全然並んでませんでした。



セキュリティーチェックもチケットもあっさり購入できてラッキーです。
ロビーはこんな感じです。

Nintendo 3DSのガイダンスをレンタルして
混まないうちにモナリザへ向かいます。



あまり写真はよくないですがいくつか作品をピックアップしていきます。

まずは聖闘士星矢でおなじみのアテナ像
盾とやりは持ってませんでした。



そしてミロのヴィーナス
ミロってゆーのは発見された場所(ギリシャのミロス島)からきてます。



こちらは三美神の彫像
魅力、美貌、想像力を司っているらしいです。



ゴリアテの首をもつダビデ (グイド・レーニ) 
旧約聖書にでてくる話でゴリアテとゆー巨人をダビデとゆー若者が
石を投げて倒したとゆー話です。彼はその後ダビデ王になります。

ちなみにダビデ像のダビデも彼です。
当ブログで頻繁にでてくるダビデも旧約聖書から名づけられてるみたい
なので正直、彼のことは好きにはなれない


ダビデとゴリアテといえばルーブルで有名なのはこちら
左と右、実はこれ表裏になって台座に固定されてます。
表からみた絵と裏からみた絵で立体を表現してるのかな
3Dってやつですね。

それと右の絵の足元に投石用の皮袋があります。
これ西洋美術の世界ではアトリビュートといいます。
登場人物が誰かわからないので見てる人にわかるための印なんですね。

「投石用の皮袋があるから彼は大っ嫌いなダビデ」とゆーことがjyugemのような
素人でも理解できるようになっています。ありがたいです



洗礼者ヨハネの首を持つサロメ (ルイーニ・ベルナルディーノ)
祝宴での舞いがみごとだったのでヘロデ王から好きなものを褒美にとらすとのことで
イエスに洗礼を授けた洗礼者ヨハネの首を求めたとゆーお話。

怖い絵ですが彼女のアトリビュートはお盆です。
ちなみに女性が首をもってる絵としてユーディットってのがありますが
彼女のアトリビュートは剣なのでそこで区別できます。
(もし興味があれば画像をググってみてください。)



当時、字の読めない庶民にも簡単にわかる方法として使われたんだろうとおもいます。
そーゆーのがないと

「ふ~ん、で、だれがイエス様?」ってなるもんね、やっぱり

でこちらがイエス様とご家族様です。


聖家族

幼子イエスとお母さんのマリア、そして育てのお父さんヨハネ
(イエスは神の子なので)
この3人?がはいっていると聖家族です。

ちょっとググってみるとたくさんいろんな絵があります。
古今東西問わず家族ってのはそれだけ重要なんですね。



そしてちょっとユニークでわかりやすいのがありました。

四季 (ジョゼッペ・アルチンボルド)
春(右下)、夏(左下)、秋(右上)、冬(左上)

色んな意味あるそうですが、その中に人間の一生の意味も入ってます。
春は花鮮やかで、夏は実りがあり、秋は円熟し、冬は次へつながる

人生80年だとすると40才のjyugemは円熟期の入り口
ワインのような味わいある人生を送りたいもんです



ミラノの貴婦人の肖像 (レオナルド・ダ・ヴィンチ)

今年TAKE FIVEとゆードラマがありましたが、あの「ルクレツィアの肖像」です。
ダ・ヴィンチの作品でモナリザより前に制作されています。
なんか似た感じもあるなぁ。



そしてのんびり鑑賞しすぎてモナリザ前に到着したのが11:30
すごい人です。もっと早くにくればよかった。



モナリザ (
レオナルド・ダ・ビンチ)
防弾ガラスに守られてます。みんなも観るとゆーより記念写真を撮る感じでした



ルーブル美術館はもともとフランスの王宮だったらしく内装もゴージャスです。


そして太陽王ルイ14世
後世の王様たちが彼にあこがれたらしいので王様の中の王様だったんでしょうね。
彼がそれまでルーブル宮殿だったのをベルサイユ宮殿に移動しまいた。


サタンを倒す大天使ミカエル 
ラファエロ)
ルネサンス三大巨匠のラファエロの作品。
(あとの2人はダヴィンチ、ミケランジェロ)



レースを編む女 
フェルメール)
ルーブルの見逃せない作品の1つです。
彼のつかう青の顔料、天然アクアマリンも「フェルメール・ブルー」として有名です。



エスランの聖母 
シモンヴーエ)
マリア様と幼子イエスが描かれたの絵画は聖母子像とよばれます。
これもたくさん描かれているのですが僕のお気に入りはこの絵。
見てください親子ともにドヤ顔です。


あんたらどんだけエライねん!

まぁほんまにエライんですけどね。


そして最後に素人ながらもjyugemのおススメをひとつ。

大工ヨセフ 
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール)

やっぱりイエスとマリアの作品は多いんですが父親ヨセフがメインになるものはかなり少ないです。
そんなヨセフの代表的な絵画がこちら。

自分と血はつながってないけども彼を育てるとゆー覚悟がみえる絵です。
ほんと初めて実物をみましたが目が違います。
僕も息子をもつ男親なのでグッとくるもんがありました。

24番の部屋に展示されてますのでぜひどうぞ。



とまぁこんな感じのルーブル美術館でした。

新婚旅行で海外の美術館にはじめて訪れたとき教科書の絵がそこにあって衝撃をうけました(笑)
ただ凄そうなのはわかるんですがどーゆー意味かなど全然わからなくて

「もしかしたらすごく損をしてるんじゃないだろうか?」

と思い、まぁ簡単ですけどマンガ聖書とか雑誌Penなどの絵画特集など読んで
だいぶん絵画も楽しめるようになりました。
またいろいろな美術館めぐりをやっていきたいと思います。

メルシールーブル!

※今回自分なりに調べながら書きましたが間違ってるところなどあれば
コメント欄にでもご指摘いただければ嬉しく思います。